Vol. 23 - 部族の躍動感に溢れる「ゴロカショー」

Vol. 23 – 部族の躍動感に溢れる「ゴロカショー」

部族の躍動感に溢れる「ゴロカショー」

東ハイランドの州都ゴロカは、標高約1600m、周囲を4000m級の山々に囲まれた山岳地帯です。特産物である「ゴロカコーヒー」は、近年知名度が上がりはじめ、世界中に輸出しています。約2500人が暮らすこの街が、最も賑わいをみせるのが、毎年9月16日の独立記念日前後。パプアニューギニア最大の祭典「ゴロカショー」が開催されるのです。

1956年から続いているこの祭典では、ハイランド地方の部族たちが集結し、先祖代々受け継がれてきたシンシン(踊り)が3日間にわたって披露されます。年によっては100以上もの部族による多種多様なシンシンを見ることができるとあって、世界中から多くの観光客が訪れ、どこのホテルも満室状態となるほどです。

ラバウルで開催される「ナショナル・マスク・フェスティバル」や、首都ポートモレスビーの海の祭「ヒリ・モアレ・ショー」、マウントハーゲンでの「マウントハーゲン・ショー」など、様々なシンシンを一度に楽しめる祭典は他にも存在します。そのなかにあっても、ゴロカショーは集まる部族の規模や各国から訪れる観光客の数をとってもこの国最大級のお祭りといえるでしょう。ゴロカ近くのアサロ地方に住む泥マスクを被るマッドマンをはじめとした、色彩豊かなフェイスペイント、動物の骨や植物であしらった奇抜な衣装、ときにトランス状態にまで登り詰めて披露されるパフォーマンス。この国に秘められた力強さ、文化の多様性を肌で感じられる機会はこれ以上ないかもしれません。

この期間は、会場だけでなくメインストリートをはじめとし、ゴロカの街全体が華々しくフェスティバルの熱気に包まれ、その雰囲気を楽しむことができます。2016年のゴロカショーは9月17日~18日を予定しています。今年の夏のハイライトに歌って踊って熱い鼓動を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

Goroka