vanimo

  • Vol. 27 – PNGのジャングルは驚くべき生命の宝庫

    November 13, 2016

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  • Vol. 16 – パプアニューギニア社会の縮図、WANTOK (ワントク)

    May 1, 2016

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  • Vol. 11 – パプアニューギニア 連載1 贅沢ってなんだ?

    May 1, 2016

    世界各地をサーフトリップする機会が多い。これまで名の知られたサーフポイントにはかなりの確率で旅してきたのだが、その中でわかったことがある。それは、「楽しい」と思えるサーフトリップは、いい波と最高の仲間はもちろん、混雑しないことが絶対条件になる、ということ。どんなに完璧な波が割れていようとも、それに乗れなければ絵に描いた餅、畳の上の水練、なのである。  60歳を超えたサーファーが、あるとき波質がいいことで有名なインドネシアのメンタワイに行ったそうだ。しかし、帰ってきたときに口から出てきた台詞がこうだった。「いい波なんだけど人が多くて乗れないよぅ。ストレスなく乗れるところが結局一番いいよぅ」。この含蓄がありまくる言葉がずっと僕の心の中で響いている。 そこでパプアニューギニアとなるのだが、過去4度訪問していて、いずれも、どのポイントで入ろうが、混雑したためしがない。なぜだろう。不思議だった。だが、パプアニューギニアのサーフィンには一つの決まり事があると聞き、その内容を説明してもらって、合点がいった。己の膝を軽くぽんと叩いた。  パプアニューギニアにはSAPNGというサーフィン協会が存在し、その協会が各サーフエリアを一つにまとめている。そして「基本的に一つのポイントで入ることのできるサーファーは10数名のみ」と定め、ツーリストとローカルをコントロールしているのだ。だから、ここを訪れたツーリストは自分たちの好きな波だけに乗れるのである。実際に行ってみるとわかるのだけど、これって究極の贅沢なんじゃないかとさえ思えてくる。 こんな理想的な環境が保てているのは、パプアニューギニアの持つ文化的な特異性にある。この国には昔から地主制度が根強く残っていて、海底のリーフ一つをとっても所有権があるのだそうだ。つまり、その海に入るには許可が必要になり、逆にいえば許可さえもらえれば、仲間だけで独占してサーフィンすることができるということ。そして、その許可をマネージメントしているのが、SAPNGなのである。 パプアニューギニアには訪れたツーリストが心地よく海に入ることのできる環境が整っている。いい意味で、サーフィンカルチャーが発展途上にある国だからこそ実現できた制度だ。この制度を26年前に考案し、この国に根付かせたSAPNG会長であるアンドリュー・アベルが、とても印象的なことを言っていたので、ここに記したい。 「私はパプアニューギニアをバリ島にしたくなかったんだ。だって、せっかくお金を払い、仕事を休んでまで来てくれたのに、人がいっぱいで波に乗れなかったらかわいそうじゃないか。この国に来たからには、思う存分楽しんでいって欲しいんだよ」 つづく。。。

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  • Vol. 1 極上のブレイクに出会えるサーフトリップへ

    April 10, 2016

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