サンダウン州の首都バニモは、美しい海岸が続く小さな半島に位置しています。インドネシアの国境から30キロの所に位置するバニモは、イリアン・ジャヤ(かつては西パプア)のジャヤプラからパプアニューギニアへの玄関港となっています。世界からの旅行者を迎えるほど開発は進んでいませんが、イリアン・ジャヤからパプアニューギニア各地へ向かう旅行者の通過点として、または冒険好きな旅行者や完璧な波を求めるサーファー達が集まる場所として知られています。
セピック川の源流は、サンダウン州にあります。幅も狭く、密集したジャングルの山々を縫う様に流れるこの川は、アムブンティ(Ambunti)の村から小さなボートで上流へと進むことができます。アッパー・セピックには道路は通っておらず、この州のほとんどは熱帯雨林に覆われています。
バニモの素晴らしいビーチには、9月から1月にかけパプアニューギニア各地のみならず世界中から多くのサーファー達が集まってきます。激しい北西風が吹きつける12月から3月にかけては、260キロの海岸は荒れた波が続きますが、年間を通じて比較的穏やか天候に恵まれます。
インドネシア領事館をはじめとするバニモのわずかな行政機関のほとんどは、港を見下ろす岬のふもとにある平地にあります。岬の両岸には素晴らしいビーチが広がっており、水泳には最適です。沖合にあるナリモ島は、水泳、ピクニックにお勧めですが、食料と水をご持参下さい。この島へ行くにはホテルの送迎の他、埠頭近くのウエスト・デコ村からボートをチャーターすることもできます。また、その他の小さな沖合の島々へは、サンダウン州のもう一つの町アイタペから行くことができます。
アイタペ: バニモからボートで、またはウェワクから未舗装道路を通って行くことができるアイタペは、かつてはドイツ軍の駐屯地でしたが、第二次世界大戦中は日本軍の基地として使われていました。タジ滑走路には、今でも当時の戦闘機が残されている他、アイタペ高校の外にはB24爆撃機の姿も見られます。
テレフォミンとオクサプミン(Telefomin & Oksapmin): この2つの遠隔地には、南ハイランド州にあるタリから空路で簡単に行くことができます。見事な渓谷が広がる険しい地域です。オクサプミン渓谷にある洞窟にはガイド同行で行くことができます。
この一帯の村は、カルト宗教で知られています。マイオ族とイエッサン(Yessan)族は、ヤム教を信仰しており、人里離れたスワガップ(Swagup)の村には、ヤム教を信仰する昆虫を敬う人々が暮らしています。彼らは、カブトムシ、トンボ、カマキリなどの昆虫を芸術作品のモチーフにしています。
サンダウン州の代表的芸術作品といえば、シッサーノ・ラグーンの色鮮やかなカヌーやテレフォミンの大きな盾でしょう。ジグザグ型、スパイラル型、V型と、様々な形をしたブロンズの盾は、先祖の体を表現したものとされています。
アクティビティ
ウォーキング: サーキット状に広がるバニモの岬の散策は楽しいものです。または、西に向かって進み、空港を過ぎてさらに進むと蔦が垂れ下がった岬の先端に辿り着きます。ここからは、美しいビーチへと歩いて下りて行くことができます。
サーフィン: バニモの西 8キロのところにあるリド村は、サーフィンには最適な素晴らしいビーチが広がっています。ケータリングもしてくれるゲストハウスもある他、サーフボードや自転車もレンタルすることができます。また、アイタペにも、サーフ・ビーチや宿泊施設が揃っています。
インドネシアの国境周辺: 見事なビーチやラグーン、そして絵画のような村々など、素晴らしい景観が広がっていますが、一般の旅行者には開放されていません。 |